マイニングとは?
仮想通貨(暗号資産)の取引量は莫大であり、二重払いや不正を防ぐためには過去の取引履歴やデータの適合性を取りながら、承認・確認作業を行わなくてはならない。
そこで仮想通貨は、この作業を個人・企業のコンピュータを使うことで解決しています。
作業を行なった人には報酬としてコインが支払われ、このことを鉱山の採掘に例えてマイニング(採掘)と呼ばれています。また、これらの作業を行う人のことをマイナー(採掘者)と言います。
仮想通貨(暗号資産)のコインの新規発行は、基本的にはマイニングを通してしか行われていません。
そのためマイニングには色んな企業が参加しています。膨大な処理を行えるコンピュータとそれを稼働させる設備、消費電力が必要となるので個人参入は難しくなっています。現状電力代が安い中国系企業が約70%以上のシェアを占めています。
プルーフ・オブ・ワーク(Pow)
プルーフ・オブ・ワークとは、仮想通貨(暗号資産)のデータをハッキング等から守るために必要な作業です。
あなたが行う取引を承認するためにはこの作業が必要であり、マイニング(採掘)と言われるのはこのプルーフ・オブ・ワークの事を言います。
Powには、あなたの取引情報以外にランダムな変数が各取引単位でブロックに含まれています。
ブロックの中には約100〜1,000の計算が含まれており、その計算結果が0の連続から始まる答えが出たら報酬としてビットコインがもらえます。
承認レース
承認レースは10分ごとに行われていて、世界中のマイナーが参加しています。
見事1位で計算をした人に報酬としてビットコインがもらえます。もらえる報酬は12.5BTCです。
1位になれたかった人はその鍵が正しいかを確かめます。
最近では、クラウドマイニングと呼ばれるマイニング業者に資金を投資して配分をもらう仕組みがあるようです。中には怪しい業者もいるので、どの業者に投資するかは慎重に調べる必要がありそうです。

