
- 1 ハッシュポートウォレットとは
- 2 ハッシュポートウォレットの現状
- 3 ハッシュポートウォレットの今後
- 4 ハッシュポートウォレットの特徴
- 5 ハッシュポートウォレットのメリット
- 6 ハッシュポートウォレットのデメリット
HashPort Walletとは?

HashPort Wallet(ハッシュポートウォレット)は、日本企業の株式会社HashPortが提供している暗号資産(仮想通貨)やNFT(非代替性トークン)、SBT(譲渡不可トークン)、ステーブルコインを自分で保管・管理できる暗号資産ウォレットです。
国産のウォレットなので日本のユーザーが使いやすいように設計されており、初心者でも直感的に操作できます。
主要のブロックチェーンのイーサリアムを始めとして、ポリゴンやビーエヌビー・チェーン、アービトラム、アバランチなど様々なブロックチェーンに対応しています。
ウォレットとして暗号資産の送受信だけではなく、WalletConnectを利用することでDeFi(分散型金融)やNFT、ブロックチェーンゲーム、GameFiなどのログインも簡単に行えます。
銀行や暗号資産取引所のように企業に資産を預けるのではなく、自分のデバイスに直接ウォレットを作成して、パスコードを使って自分自身で管理します。
HashPort Walletの歴史
2019年以下
HashPort(ハッシュポートウォレット)は2018年に設立され、ブロックチェーン技術を活用したサービスの開発や企業支援を始めました。
この時点では、現在のHashPort Walletはまだ提供されていません。
まずは暗号資産やブロックチェーンを企業が安全に活用するための技術やノウハウを蓄積していった時期です。
2020年
2020年もHashPort Wallet(ハッシュポートウォレット)という名称の一般向けアプリは登場していません。
HashPortは企業向けのブロックチェーン導入支援を進め、デジタル資産を発行・管理するための基盤づくりに取り組みました。
2021年
2021年は、NFT(非代替性トークン)やWeb3という言葉が広く知られるようになった年です。
HashPortも、暗号資産(仮想通貨)だけでなくNFTやデジタル証明書などを扱うブロックチェーン関連事業を拡大しました。
2022年
2022年には、企業や自治体がWeb3を活用する動きが広がりました。
HashPortは、NFTやSBTなどのデジタル資産を一般の利用者でも扱いやすくする仕組みの開発を進めます。
SBTとは、他人に譲渡できないデジタル証明書のようなものです。後に大阪・関西万博で利用されるウォレットの機能にも、こうした技術が取り入れられました。
2023年
2023年は、HashPort Wallet(ハッシュポートウォレット)の前身が本格的に登場した重要な年です。
HashPortは大阪・関西万博のキャッシュレス決済・デジタルウォレット分野に参加し、同年11月1日から「EXPO2025デジタルウォレット」のサービスが始まりました。
アプリでは、ブロックチェーンを利用したNFTやSBTを受け取れるほか、万博関連のサービスと利用者をつなぐ仕組みが提供されました。
2024年
2024年は、翌年の大阪・関西万博に向けてEXPO2025デジタルウォレットの機能や利用機会が増えた年です。
企業や自治体によるNFT・SBTの配布、キャンペーンなどが行われ、利用者が事前に万博へ参加できる仕組みが整えられました。
電子マネーの「ミャクペ!」、ポイントの「ミャクポ!」、NFTサービスの「ミャクーン!」なども順次展開されました。
2025年
2025年4月に大阪・関西万博が開幕すると、EXPO2025デジタルウォレットは決済やポイント、NFT・SBTの管理に活用されました。
会期中には累計約100万ダウンロードを記録し、170以上の企業・自治体などから600万枚以上のSBTが発行されています。
万博の閉幕後も利用者のデジタル資産を残せるよう、2025年10月31日にアプリはHashPort Wallet(ハッシュポートウォレット)へリニューアルされました。
万博で取得したNFTやSBTなどを引き継ぎながら、ステーブルコインを含む幅広いデジタル資産を管理できるWeb3ウォレットとして、新たなスタートを切りました。
HashPort Walletの現状
HashPort Wallet(ハッシュポートウォレット)は、日本国内でも知名度の高い国産Web3ウォレットとして利用者を増やしています。
大阪・関西万博から引き継いだ利用基盤に加え、100万ダウンロードを超える実績を持ち、日本円ステーブルコイン利用者の多くが利用するウォレットへと成長しています。
機能面では、USDCなどのステーブルコイン管理に加え、NFT(非代替性トークン)・SBTの保管、ポイントのデジタル資産化、ガスレス決済など、初心者でも使いやすい機能が充実しています。
さらに企業向けには「HashPort Wallet for Biz」が提供され、店舗でのステーブルコイン決済やクロスチェーン送金など、実店舗での活用も進められています。
また、日本企業が開発・運営していることから、日本語サポートや国内法令への対応も安心材料となっています。
海外製ウォレットとは異なり、日本市場に合わせたサービス展開が特徴であり、暗号資産初心者から企業まで幅広いユーザー層に利用されています。
一方で、海外のMetaMask(メタマスク)やTrust Wallet(トラストウォレット)と比べると対応チェーンや利用できるWeb3サービスはまだ限定的な部分もあり、今後の機能拡充に期待が集まっています。
HashPort Walletの今後
HashPort Wallet(ハッシュポートウォレット)は、今後さらにWeb3を日常生活へ浸透させる重要なウォレットとして成長が期待されています。
特に、日本国内ではステーブルコインの実用化が進んでおり、決済や送金に利用できる場面が今後増えていくと考えられています。
HashPort Walletは、その中心となるウォレットの一つを目指しています。
また、AIとの連携にも積極的に取り組んでおり、「HashPort Wallet MCP」の提供が予定されています。
これにより、ChatGPTなどのAIエージェントへ指示するだけで送金や資産管理などを行える環境が目指されており、これまで以上に使いやすいウォレットへ進化する可能性があります。
さらに、対応ブロックチェーンの拡大や企業向け決済サービスの普及、ポイントサービスやNFTとの連携強化なども期待されています。
日本国内ではWeb3の普及がこれから本格化すると考えられており、日本企業が開発するHashPort Walletは、その普及を支える存在として今後も注目されるでしょう。
特に、初心者でも安心して利用できる国産ウォレットとして、より多くのユーザーに利用される可能性があります。
HashPort Walletの特徴
ウォレットの種類
ノンカストディアルウォレット
対応しているブロックチェーン
- イーサリアム(Ethereum)
- アプトス(Aptos)
- BNBチェーン(BNB Chain)
- ポリゴン(Polygon)
- アービトラム(Arbitrum)
- ベース(Base)
- アバランチ(Avalanche)
- ビットコイン(Bitcoin)
対応デバイス
- ブラウザ:×
- アプリ:◯
公式サイト
HashPort Walletのメリット
日本企業が運営しており安心感と初心者でも使いやすい
HashPort Wallet(ハッシュポートウォレット)の最大の魅力は、日本企業が開発・運営していることです。
海外製ウォレットは英語中心のサービスが多いですが、HashPort Walletは日本語で利用できるため、初めて暗号資産ウォレットを使う方でも安心して操作できます。
また、日本国内のユーザーを意識したサポート体制が整っている点も魅力です。
自分で資産を管理できます
HashPort Wallet(ハッシュポートウォレット)は、自分自身で暗号資産を管理できることができます。
暗号資産取引所に資産を預ける場合は、取引所が資産を管理します。
一方でHashPort Walletでは、自分だけが秘密鍵のようなパスコードを管理するため、第三者に依存せず資産を保有できます。
Web3サービス(DeFi・NFT・DApps)に接続できます
HashPort Wallet(ハッシュポートウォレット)はWeb3サービスのDeFi(分散型金融)やNFT(非代替性トークン)、SBT、DApps(分散型アプリケーション)、ブロックチェーンゲームなどに対応しています。
ウォレットを接続するだけでサービスを利用できるため、初心者でも簡単にWeb3の世界へ参加できます。
HashPort Walletのデメリット
対応しているブロックチェーンが限られている
HashPort Wallet(ハッシュポートウォレット)は、イーサリアムやポリゴン、ベース、アプトスなど複数のブロックチェーンに対応しています。
しかし、MetaMaskやTrust Walletなどの世界的に利用されているウォレットと比べると、対応範囲はまだ限られています。
利用したい暗号資産(仮想通貨)やNFT(非代替性トークン)が、HashPort Walletの対応していないブロックチェーン上にある場合、そのままでは管理や送受信ができません。
送金前には、暗号資産の銘柄だけでなく、利用するネットワークが対応しているか確認する必要があります。
パスコードを紛失すると資産を取り戻させない
HashPort Wallet(ハッシュポートウォレット)は、パスコードを紛失すると、ウォレット内の資産を取り戻せない可能性があります。
暗号資産取引所であれば、パスワードを忘れても本人確認を行うことで再設定できる場合があります。
一方で、登録時に設定した6桁のパスコードを忘れても、運営会社にリセットしてもらうことはできません。そのため、厳密な管理が必要です。
利用できるWeb3サービスに差があります
HashPort Wallet(ハッシュポートウォレット)はWalletConnectを利用して、DeFiやNFTマーケットプレイスなどの外部Web3サービスへ接続できます。
ただし、すべてのサービスで問題なく利用できるとは限りません。
接続方法や対応するネットワークはサービスごとに異なります。
また、一部の外部サービスでは、HashPort Walletが提供するネットワーク手数料のサポート機能を利用できない場合があります。

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今回はハッシュポートウォレットについてご説明します。
ハッシュポートウォレットの歴史・現状・今後について簡潔に説明しておりますので、サクッと内容を理解したい方にオススメです。