Copilot

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M
どうも管理人のMです。
こちらのサイトでは暗号資産・Web3・メタバース・生成AIに関連することを紹介しています。
今回はCopilotついてご説明します。
Copilotの始まりから現在の状況まで簡潔に説明しておりますので、サクッと内容を理解したい方にオススメです。
もくじ

  • 1 Copilotとは
  • 2 Copilotの歴史
  • 3 Copilotの現状
  • 4 Copilotの今後
  • 5 Copilotの特徴
  • 6 Copilotのメリット
  • 7 Copilotのデメリット

Copilotとは?

Microsoftが開発したAIアシスタントです。

検索エンジンとして情報収集や質問に対して回答、Microsoft 365 Copilotと連携し指示をして作成依頼などWord、Excel、PowerPoint、Outlook、Teamsなどの活用のサポートをしてくれます。

Copilotは翻訳どおり副操縦士の役割になります。

CopilotのAIチャットはOpenAIが開発したChatGPTを活用しています。

以前はBing ChatでしたがCopilotに名称を変更しました。

Copilotは無料版と有料版があり無料で一般公開しておりますが、Microsoft 365 Copilotと連携して利用するには有料プランに加入する必要があります。

Copilotの歴史

2020年

2020年ごろからユーザーの生産性を向上を目的としてAIアシスタントの開発を始めました。

またOpenAIとパートナーシップを拡大して、ChatGPTのベースとなるGPT-3モデルの独占ライセンスを取得して開発を進めていました。

2021年

AIアシスタントの初期バージョンがリリースしてWord、Excel、PowerPointなどMicrosoft 365アプリでサポートが開始されました。

2023年

OpenAIからChatGPTが無料で一般公開され生成AIブームとなり、後に続くようにMicrosoftは2023年2月に自社の検索エンジン「Bing(ビング)」にLLM「Bing Chat(ビングチャット)」搭載し無料で一般公開しました。

Bing ChatはChatGPTを活用し開発されました。

3月には仕事の副操縦士として、あなたの言葉を地球上で最も強力な生産性向上ツールに変えますと掲げ「Microsoft 365 Copilot」を発表しました。

11月にはリブランディングのためBing Chatは「Copilot(コパイロット)」に名所変更し、CopilotのAIチャットのサイトも作成されました。

Copilotの現状

Microsoft 365がビジネスで多くの人に活用されていて、Copilotを連携することでMicrosoft 365の各サービスのサポート強化ができることもあり、ビジネスで活用する代表格の生成AIになっています。

使用しているPCの環境によりますが、Windows環境を活用していればMicrosoftのExcelやパワポの利用率が高いので、実用的にCopilotを導入し使いやすい状態にあると思います。

MicrosoftはCopilotを主軸として既存のサービスを再パッケージ化して、Copilotに統合する形で進めているようです。

2024年にはMicrosoft 365 Copilotなど既存サービスの機能面向上や新サービスを発表しました。

さらにSalesforceやServiceNow、ZendeskなどのCRMや多くのサードパーティーアプリと連携が可能になり、機能を拡張しユーザーのニーズに応じた利用が出来るようになりました。

2025年1月には個人用プランもCopilotに統合されましたので、個人用プランを活用している方もCopilotを利用できるようになりCopilotを利用する機会が増えています。

またOpenAIとの関係性も良好でパートナーシップを強化していますので、ChatGPTの最新モデルの搭載や双方の新規ユーザー獲得、既存ユーザーの利用拡大の仕組みが構築されています。

2024年

2024年9月にMicrosoft 365 Copilotのサービス(Word、Excel、PowerPoint、Outlook、Teams、OneDrive)の機能が向上しCopilot エージェントを発表しました。

2025年

2025年1月に個人用プランにCopilotが統合されました。

Copilotの今後


Copilotへの再パッケージ化が進み一定のユーザー層には認知度が広がっていますので、これから新機能のリリースやアップデートをすることでビジネスの業務効率化を考えてCopilotを導入する企業・個人が増加すると思います。

まずは元々Microsoft 365を活用していたユーザーの切り替えが主軸になると思いますが、新規ユーザーを獲得するためには競合他社との価格競争や新サービスをリリースして導入メリットの提示が重要になります。

生成AIサービスの立ち位置としても、ChatGPTと並びビジネスで活用できる生成AIとして注目を集めていますので、今後もChatGPTと共に需要が高まると思います。

またMicrosoftはCopilotに特化したPC「Copilot+PC」を発売や以前は自社スマホのSurface Duo 2を発売しています。

Surface Duoシリーズは不評によりサポート終了していますが、今後Surface Duo 2の後継機の発表やCopilot+PCの売れ行きなど自社製品の構築や、他社サービスやサードパーティーアプリとの連携が拡大することで、Copilotのシェア率増加に繋がると思います。

Copilotの特徴

公式サイト

https://copilot.microsoft.com

プランの違い

Microsoft Copilot(無料版)

対象:ライトユーザー向け

特徴:質問や検索などAIチャット機能が使えます。各種使用に制限があります。

料金:無料

Microsoft Copilot Pro(有料版)

対象:ヘビーユーザー向け

特徴:AIチャット機能や一部のMicrosoft 365アプリ(Word/Excel/PowerPoint/OneNote/Outlook)でCopilotを使用できます。

料金:3,200円

Microsoft 365 Copilot(有料版)

対象:企業向け

特徴:Microsoft Copilot Proの機能すべて。TeamsやLoopの追加やチーム共有機能、セキュリティ対策が強化されています。

料金:4,497円

Microsoft 365 Personal(有料版)

対象:個人向け

特徴:既存のMicrosoft 365 PersonaプランにCopilotを導入。Microsoft Copilot Proと比較すると使える機能に制限があります。

料金:2,130円

Microsoft 365 Family(有料版)

対象:家族・グループ向け

特徴:既存のMicrosoft 365 FamilyプランにCopilotを導入。最大6名。Microsoft Copilot Proと比較すると使える機能に制限があります。

料金:2,740円

Microsoft 365×Copilot

Copilot Chat

Copilotにプロンプトを入力することで、メールやスケジュールの確認、Webやファイルから必要な情報の検索などタスク処理のサポートをしてくれます。

Copilot in Word

Copilotにプロンプトを入力することで、文章の下書きや枠組み作成、リライト、文章の要約などWord作成のサポートをしてくれます。

Copilot in Excel

Copilotにプロンプトを入力することで、数式の入力・計算、列・行の追加、データ分析、グラフ作成などExcel作成のサポートをしてくれます。

Copilot in PowerPoint

Copilotにプロンプトを入力することで、WordからPowerPointに変換して資料作成、資料の要約、キーワードに関するスライド・画像を追加などPowerPoint作成のサポートをしてくれます。

Copilot in Outlook

Copilotにプロンプトを入力することで、目的に合わせたメールの下書き、文章の改善、メールの要約、スケジュールの確認・設定などメール作成のサポートをしてくれます。

Copilot in Teams

Copilotにプロンプトを入力することで、議事録作成、MTGやチャット内容の要約、トピック、ネクストアクションのリストアップなどWeb会議のサポートをしてくれます。

Copilotのメリット

情報収集やタスク確認などマルチにサポートしてくれます

何か調べたいものやメール、スケジュールなど確認したいタスクがある場合、プロンプトを入力するだけで必要な情報をCopilotが確認してスピーディーに回答してマルチにサポートしてくれます。

Microsoft 365アプリと連携し作業業務を効率化できます

有料プランに加入するとMicrosoft 365アプリでCopilotが活用できますので、プロンプトを入力するだけでWord・Excel・PowerPoint作成のサポートをして作業業務を効率化することができます。

他社サービスやサードパーティーアプリと連携して活用できます

Copilotを他社サービスやサードパーティーアプリと連携することで、他社サービスでCopilotを活用や機能面を向上することができるようになります。

Copilotのデメリット

既存プランと比較するとランニングコストが上がります

既存のMicrosoft 365アプリのプランと比較すると、Copilotのプランの方が価格は高くなりますので、特に従業員が多い企業などは使用するユーザーに対してランニングコストが上がります。

Mac環境でフル活用するにはWindows環境に対応する準備が必要です

CopilotをMac環境で使う場合、検索・質問やMicrosoft 365アプリで使うだけであれば特に問題はありませんが、機能をフル活用するためには専用ソフトをインストールするなどWindows環境に対応する準備が必要になります。

個人情報・機密情報の入力には注意が必要です

Microsoftのセキュリティ対策は強化はされていますが、会社の機密情報や個人情報などを入力を行うと情報漏洩が発生するリスクがありますので、入力内容には注意が必要です。

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現状Copilotはビジネス上で活用する生成AIの代表格となっています。PCがWindows環境であれば基本Microsoft 365アプリを使っており仕事でExcelやパワポを活用する機会は多いので、Copilotは実用性が高く業務効率化に繋がりやすいと思います。以前はExcelを最大限活用するにはマクロのスキルや、パワポの資料作成スキルなどが必要でしたが、Copilotの誕生により個人スキルをサポートしてくれるようになりましたので、今後はCopilotを上手く活用するプロンプトの入力スキルが重要になります。